東京マルイ
国内トップシェアをもつトイガンメーカーで、海外でも高い人気を誇ります。
特に電動ガンの分野では先駆的メーカーとして知られます。
元はプラモデルなどを製造する玩具メーカーであったことから、遊びやすいモデルが多く高い実用性と耐久性を誇り、故障しにくくコストパフォーマンスにも優れています。
その反面、遊戯銃としての性能を追求しているため、モデル化にあたっては実際には存在しないパーツや構造の採用や、24 連射という実銃にはないギミックを搭載した銃など、銃としてのリアリティでは他メーカーに劣るといわれます。
国内最大手であることから、製品ラインナップも豊富で、初心者が最初の一丁を探すのにい いでしょう。
訓練用教材として、防衛省に 89 式小銃の電動ガンを納入した実績もあり、その品質の高さ は政府にも認められています。
タナカ
エアガン黎明期に初めてブローバックガスガンを発売したメーカーで、現在でもペガサスシステムと呼ばれる革新的なオリジナルのガスリボルバーシステムや、他社がモデルアッ
プしない銃の発売など、独自性とこだわりの強い商品が特徴です。
モデルガンのようなリアルな製品が特長で、特に商標使用権を得ているアメリカのスミス& ウェッソン社のモデルでは他社の追随を許さないリアリティを誇り、スミス&ウェッソンの 実銃用グリップを装着することも可能です。
元々は田中木工として、実銃の木製ストックの製造を行っていたことから、製品の中に木製 部品やストックなどが取り入れられていることが多いのも特徴です。
KSC
「より良いものをより安く」をモットーとして、ブローバックガスガン、モデルガンを中心 に、リアルな内部構造と美しく再現性の高い外観をもった商品を販売しています。
自社のロゴを、排莢口の中など見えづらいところに刻印して隠すという手法を使って、モデルの外見をより実物に忠実に再現しています。
説明書の解説が丁寧なのも KSC の特徴で、エアガン初心者にも安心です。
商品の取り扱い方法だけでなく、モデルとなった実銃の解説もついていて、自分の使う銃に ついて詳しく知りたいという人におすすめです。
動作や機構を実物に近づけているため、一部の製品では、ブローバックの動作が不安定なものもあります。
マルゼン
現在、サバイバルゲームで広く使用されるようになった 6 ㎜の BB 弾を初めて実用化した メーカーです。
精密射撃用のエアコッキングガン「APS(AirPrecisionShooting)」シリーズで知られ、ガス ブローバックモデルではアドバンスシュートシステムと呼ばれる独自システムを採用して います。
ルパン三世の銃としても知られるドイツのワルサー社と正式な提携を結んでいて、図面の提供や製造に関するアドバイスなどを受けられるため、ワルサー社製モデルのリアリティと再現度に関しては他メーカーの追随を許さない出来栄えです。
モデルにはワルサー社の刻印も刻まれ、特に自動拳銃 P99 の完成度の高さは有名で、本家のワルサー社で「ジャパニーズ P99」と呼ばれているほどです。
マルシンマルシン
「世界の銃器をより安全に再現する」をキャッチコピーとするマルシン工業は、モデルガン 製造の下請けから、自社によるトイガン製造に参入しました。
ちなみに、ヘルメットメーカーのマルシン工業とは別会社です。
組立キットのモデルガンを他社に先駆けて販売したり、独自の 8 ㎜ BB 弾シリーズのエア ガンなどちょっと変わった製品も発売しています。
機動戦士ガンダムや攻殻機動隊など、アニメとタイアップした商品の販売でも草分け的な 存在です。
リアルさを追求した外観のモデルもマルシンの魅力で、ほかにも珍しいリボルバーエアガンやマニアックな製品ラインナップなど、他では見られないちょっと変わった銃がほしい という人におすすめのメーカーです。
ウエスタンアームズ
マグナブローバックと呼ばれる独自のブローバック機構を搭載し、力強く重量感のあるスライドの迫力が高く評価され、日本だけでなく海外でも高い人気があります。
モデルの特徴には、近距離での命中精度がよく、重量のある部品や反発力の高いスプリング
を作動させられる点などがあります。
海外の実銃メーカーの商標権を得て、刻印も再現していています。ベレッタ社については独自使用権をもっています。
製品の多くが限定品であるのも特徴で、直営店などで少数販売されるためプレミア価格が
つくことも多くなっています。
アニメ作品とコラボしたモデルを多く販売しているのも特徴で、アニメを入り口にエアガンをはじめてみるのもいいかもしれません。
KRYTAC(クライタック)
先進的なデザインで知られる KRISS VECTOR シリーズを販売する、アメリカでは広く知られた実銃メーカーKRISS 社グループのエアガンブランドです。
クラーケンを模したロゴが目印で、2014 年デビューにも関わらず、現在北米でのシェアは
トップクラスです。
実銃メーカーが作るエアガンとして、美しい造形に加え、信頼性や耐久性に定評があり、ハ ードな使用にも耐える造りになっています。
日本でもサバイバルゲーム用として人気が出ていて、イカ印のメーカーとして親しまれています(本当はクラーケンですが)。
ラインナップには、自社製品をライセンス生産した kriss vector やスタンダードモデルの TRIDENT シリーズなどがあります。
G&G アーマメント
台湾のエアガンメーカーである G&G は、元はパーツのみを手掛けるメーカーでしたが、 2004 年から自社モデルの製造をはじめ、現在では世界 60 か国以上で販売されています。
最近では、日本でも多く取り扱われるようになっている海外メーカーで、日本のメーカー同様に人気も高まっています。
かつては安かろう悪かろうの代名詞とされていた海外メーカーも近年はクオリティの向上が目覚ましく、海外製品の中でも高級品として知られている G&G は高い性能と安定した品質を誇ります。
電動ガンを中心にライフルからハンドガンまで豊富なモデルが揃っていて、海外製品のな かではおすすめのメーカーです。
アルファ・インダストリーズ(ALPHA)
アルファ・インダストリーズは、アメリカ・バージニア州に本社を置くアパレルブランドで、
アメリカ軍向けのフライトジャケット製造からビジネスをスタートさせました。
高品質な製品が認められ、フライトジャケットの定番 MA-1 をはじめ、N-3B や N-1 など多くが軍に採用され、半世紀以上にわたって納入メーカーとしての歴史を守ってきました。
アルファでは、ミルスペック(政府規格)と異なる民間向けのモデルも数多く販売していて、実際に軍で支給されていたものと違い、フードのついたパーカータイプやベストなど、実用性やデザイン性を高めてアレンジされたものも豊富です。
BUZZ RICKSONS(バズリクソンズ)
アメリカンカジュアルウェアの企画、製造を手掛ける東洋エンタープライズによるミリタリーウェアブランドです。
ブランド名の由来は、映画「戦う翼」でスティーブ・マックイーンが演じたバズ・リクソン 大尉に由来し、主力とするフライトジャケットへのこだわりが表れています。
BUZZ RICKSONS では、真のレプリカを目指し、どれだけ本物を忠実に再現できるかに力 を入れています。
ヴィンテージ品の徹底的な分析と調査、当時の素材の研究から生み出される数々のアイテ ムは品質、完成度ともに一級品で、ミリタリーファンからも高く支持されています。
メインはフライトジャケットですが、それ以外にもシャツやパンツ、ブーツなど幅広いアイテムを取り扱っています。