世界で初めてエレキベースをリリースしたフェンダー!高価買取のポイントは?

2019.07.06

楽器

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世界で初めてエレキベースをリリースしたフェンダー!高価買取のポイントは?

フェンダーといえば、「ストラトキャスター」というギターで有名ですが、エレキベースでも確固たる地位を確立しています。愛用者には、

  • ・ハマオカモト(オカモトズ)
  • ・TOMOMI(SCANDAL)
  • ・スティーブハリス(Iron Maiden)
  • ・アダムクレイトン(U2)

などがいます。

フェンダーのエレキベースについて

フェンダーとは?

フェンダーは、レオ・フェンダー氏によって1946年に設立されたアメリカ合衆国の楽器メーカーです。
フェンダーといえば、ストラトキャスターやテレキャスターをリリースしているため、エレキギターのイメージが強い人も多いと思います。
フェンダーのエレキギターは、ギブソンのレスポールと人気を2分しているため、確かにそのイメージは間違いではありません。
しかし、ベースのシェアも健在です。世界で初めてエレキベースを入手したメーカーということもあり、世界一ベーシストから愛用されているメーカーと言っても過言ではありません。

世界で初めてのエレキベース

STEVE HARRIS PRECISION BASS (2009-2015)
STEVE HARRIS PRECISION BASS (2009-2015)
引用:Fender

フェンダーがエレキベースをリリースする以前は、ウッドベースが主流になっていました。
その流れを変えたのが、1951年に世界で初めてリリースされたフェンダーのエレキベース「プレシジョンベース」です。
それまでのウッドベースとは異なり、フレットが付いているため、初心者でも正確なピッチで演奏することができます。
革新的なサウンド&前衛的なルックスは多くのベーシストを虜にして、瞬く間にヒット作品となりました。
その後、フェンダー社は「ジャズベース」をリリースして、こちらもヒット作品となったのです。
フェンダーのエレキベースは、その後全てのベーシストの定番となり、世界中のトッププレイヤーに選ばれ続けています。

ボトルオン方式による大量生産に成功

フェンダーがリリースするベースは、ネックとボディがボルトオン(ネジ留め)なっているのが特徴です。それ以前はセットネック方式(接着)だったため、革新的でした。
この方式を採用することで、修理が格段にしやすくなり、消費者から大好評。大量生産にも成功して、大ヒットしたのです。
現在、ボトルオン方式は、文字のフェンダーギター&ベースでも定番となっており、全ての楽器メーカーで採用されています。
フェンダーのボトルオン方式が楽器業界にもたらした恩恵は大きいです。

ジャズ、プレシジョン、etc。高価買取されやすいフェンダーのエレキベースを紹介

以下に紹介するエレキベースは、フェンダーの中でも特に人気が高いモデルです。買取コンビニでも積極的に買い取らせて頂いております。

ジャズ

LIMITED EDITION LIGHTWEIGHT ASH AMERICAN PROFESSIONAL JAZZ BASS
LIMITED EDITION LIGHTWEIGHT ASH AMERICAN PROFESSIONAL JAZZ BASS
引用:Fender

後述するプレシジョンベースに続き、フェンダー社の第2弾としてリリースされたのがジャズベースです。
ロック、ジャズ、ポップス、ブルース、etc、どんなジャンルもそつなくこなすパフォーマンスの良さから、ベーシストのスタンダードに君臨しました。
ジャスベースのサウンドは、キレが良くて温かみがあります。一言で言うと「プロみたいな音」です。その証拠に、ライブや音楽番組を見ていると、高い確率でフェンダーのジャズベースが使われています。アンプやエフェクターにお金をかけるよりもてっとり早くプロっぽいサウンドが手に入るため、サウンドメイクが苦手な方にもおすすめです。
なお、ビジュアルに関して言うと、ジャズベースは経年劣化があるほどヴィンテージ感が増してかっこよくなります。
モデルによっては新品よりも需要が高いケースもあるため、「ずいぶん長いこと使ってるからなぁ」と 買取に出すのを諦めてみた人は、買取コンビニに査定に出してみてください

プレシジョン

AMERICAN PERFORMER PRECISION BASS
AMERICAN PERFORMER PRECISION BASS
引用:Fender

フェンダー社が初めてリリースしたのが、プレシジョンベースです。
世界で初めてのエレキベースとして1951年にリリースされて以来、現代においてもプロミュージシャンが所有したがる1本となっています。
プレシジョンベースは、セックスピストルズのシドヴィシャスが愛用していたのをきっかけに一気に知名度を上げました。
そんな背景もあって、プレシジョンベースは、パンクミュージシャンやロックミュージシャンから絶大な支持を受けています。
プレシジョンベースのサウンドは、一言で言えば「エッジ」です。ベースを指で演奏する人も多いですが、プレシジョンベースはピック弾きの方が本領のエッジ感が発揮されます。轟音の中でも埋もれないベース音を求めている人は必見です。

ムスタング

AMERICAN PERFORMER MUSTANG BASS
AMERICAN PERFORMER MUSTANG BASS
引用:Fender

ベースはギターよりも弦が太くできているため、ネックがギターよりも長く作られています。
そのため、手が小さいと弾きにくいのがデメリットでした。それを解消したのがムスタングです。
ムスタングは、通常のエレキベースよりもネックが短く作られているため、弾きやすさに定評があります。
ネックが短いと握力が弱くても弦を抑えやすくなるので、女性にぴったりです。
ムスタングはルックスがキュートなので、そういった意味でも女性向きのエレキベースとなっています。
サウンドは、その他のベースに比較するとタイトな傾向にあります。ネックが短いと弦のサスティーンが短くなるのが理由です。
サウンドがあまり暴れないため、細かいフレージングを聞かせやすくなります。ルート演奏よりもフレーズ中心に演奏するベーシストから人気です。

ジャガー

PLAYER JAGUAR BASS
PLAYER JAGUAR BASS
引用:Fender

「ジャズベースやプレシジョンベースも魅力だけど、定番すぎてちょっとつまらないなぁ」。このように思っている人は、ジャガーベースがぴったりです。斜めにカットされた個性的なボディシェイプは、ステージ映えもバッチリ。ライブメインで活動するベーシストは、注目せざるを得ない1本となっています。
サウンドは、フェンダーのジャズベースの中で一番のオールラウンドです。その理由は、ピックアップにあります。フロントピックアップはプレシジョンベースで、リアピックアップはジャズベースになっているため、ジャガーベース1本で両方のサウンドを集約しているのです。ジャンルにとらわれず様々なバンドで演奏したいベーシストは、所有しておいて損はありません。

フェンダーのエレキベースを高く買い取ってもらうためのポイントを紹介

フェンダーのエレキベースを査定に出す前に以下のポイントを意識しておけば、高価買取されやすくなります。

部品や付属品も一緒に売る

フェンダーのエレキベースを購入した時に付いている付属品や部品、保証書は一緒に売りに出してください。なくしてしまう人が多いですが、保管しておいてください。

傷や汚れのメンテナンス

フェンダーのエレキベースはヴィンテージ価値が高いため、傷や汚れがあったとしても高価買取される可能性は高いです。
ただ、そうは言っても綺麗であるに越したことはありません。大きな傷を消すことはできないかもしれませんが、汚れならレモンオイルやクロスを使えば簡単に落ちます。

サウンドチェック

査定に出す前に、必ずサウンドチェックをしてください。ボリュームノブやトーンノブもまわして、効くか確認しましょう。
もし、接触不良やガリがあるようなら、接点復活剤で解消してください。それでも解消されない場合は、楽器店で見てもらうことをおすすめします。

エフェクターやアンプも一緒に

中古ベースを買う人は、必然的にエフェクターやアンプも欲するため、セットで査定に出すと高価買取になりやすいです。

まとめ!フェンダーのエレキベースは、中古市場での需要は高いです

今回は、フェンダーのエレキのエレキベースに焦点を当てましたが、いかがでしたでしょうか?
フェンダーのエレキベースは、ベーシストなら必ず1本は所有したいため、中古市場での需要は高いです。
買取コンビニでは、多少型落ちしていても、頑張って査定させていただきます。使わないフェンダーのエレキベースをお持ちの方は、買取コンビニにお持ちください。

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