2019.07.06
ギターは、新品で購入した方が良い音が鳴りそうなイメージがありますが、メンテナンスされたギターなら、中古でも良いサウンドはなります。そのため、プロギタリストも中古ギターを購入することが多いのです。
1万円出せばお釣りがくるエレキギターはありますが、それは初心者向けのギターに限った話です。中級者、上級者を目指すのであれば、本格的なサウンドが必要ですし、材木や組み立てのクオリティも確かでなければなりません。となると、プロギタリストご用達のエレキギターは必要です。しかし、そのようなギターは新品で20万円から30万円は当たり前となっており、100万円近い出費になることもあります。そのため、中古ギターの需要が絶えないのです。
エレキギターの高価買取は、定番メーカーが人気です。
ヤマハは、国産のギターをリリースしているため、海外製品に抵抗がある人でも安心です。特に買取需要が高いのは、以下のシリーズです。
SAS1500
引用:YAMAHA
アコースティックギターのような音が鳴るため、一般的なギターよりも暖かいサウンドです。バイオリンのような木目を持つSAS1500とSA2200は中古市場での需要が高まっています。
SG1820
引用:YAMAHA
SGシリーズは、生産本数が限定されているアーティストモデルがあります。注目度の高いのは、※高中正義さんモデルです。200本程度しか生産されていないSG-Tはレア中のレアとなっています。
※サディスティックミカバンド、loveloveallstarsなどのサポートギタリストです。日本のフュージョン系ミュージシャンの先駆けでもあります。
60th Anniversary 1959 Les Paul Standard
引用:Gibson Japan
世界的ギターメーカーのギブソン。ギブソンといえば、やっぱりレスポールです。女性をモデルにしたひょうたん型のギターは、全てのギタリストが憧れます。レスポールは、ピックアップにハムバッカーを搭載しており、甘くて太いサウンドが魅力。ハードロックに向いており、日本ではB’zの松本孝弘さんが愛用しています。人気のシリーズは、以下の通りです。
アメリカのバンド「エアロスミス」のジョーペリーモデルです。150本限定で生産されているため希少価値が高まっています。
ゴールドのレスポールでステージ映えします。ライブを生業としているギタリストから人気です。ピックアップは、シングルコイルとハムバッカーの中間にあたるP95搭載。「ハムバッカーの音は太すぎるけど、シングルコイルは細すぎるんだよなぁ」というギターリストにオススメです。
B’zの松本孝弘さんは、日本人で初めてGibson社とアーティスト契約を結びました。こちらの1本は、松本さんモデルになっています。ボディカラーはイエローとなっており、ステージ映え抜群です。B’zのライブ映像を見るとメインで利用しているのが分かります。
American Original ’60s Stratocaster
引用:Fender
ジミヘンドリックス、エリッククラプトンをはじめとする世界的ギタリストが利用している「フェンダー」。フェンダーといえば、シングルコイルのピックアップを3つ搭載したストラトキャスターが定番です。音立ちの良いカラッとしたサウンドは、ハードなサウンドで押し切る音楽よりも、コードプレーを大切にしたい音楽に向いています。人気のシリーズは以下です。
ストラトキャスターの代名詞ともいえるモデルです。ギターサウンドの始まりとも呼べるシンプルなサウンドを奏でます。「ギターといえばこのフォルム!」というシンプルなフォルムも魅力です。
シンプルなフォルムをリリースするフェンダー社が、変形に近いギターをリリースしめした。ストラトキャスターのサウンドを残しつつ、ステージ映えできます。こちらのモデルは、ジャガー生誕50周年で希少価値の高さも注目です。
Custom 24
引用:PAUL REED SMITH GUITARS
芸術性の高い木目調のボディに心を奪われるギタリストが急増して、シェアを広げました。日本では、UVERworldのギタリストが利用しています。サウンドは、「ギブソンとフェンダーの中間」と称されることが多いです。人気シリーズは以下のようになっています。
ポールリードスミスのモダンシリーズの4代目として生産されました。現在は、生産がストップしているため、希少価値が高まっています。
ポールリードスミスのカスタムシリーズで人気の高い1本です。指板のエボニー材は独特の滑りがあり、素早いコードチェンジやテクニカルプレイに適しています。
希少価値の高いエレキギターでも、条件によっては査定額が下がる可能性があります。
ギターの状態が心配なギターは、アンプやエフェクターなどの周辺機器と一緒に売りに出すと、高価買取になりやすいです。
ガリとは、ギターにシールドを差し込んだ時に出るガリガリという音のことです。接続部分にサビができてこのようになります。ガリのあるギターは査定額が下がるので、査定に出す前に確認してください。初期状態なら接点復活剤というスプレーを使えば治りますが、状態が悪いとなかなか治りません。日頃からチェックしてください。
ギターは、指紋や垢がつきやすいため、査定に出す前に綺麗にしてください。特に、フレットの溝に詰まっている垢は取り除く必要があります。弦を全て外して、綿棒や爪楊枝、磨き剤で仕上げてください。ステッカーも剥がしましょう。
ギターのフレットは、すぐに減りまいます。フレットが減るとチューニングがずれるので、本来はこまめに交換するべきです。全て交換すると2万円ほどかかるため、なるべく減らないように使うことが大切です。弦は、錆びる前に交換してください。錆びた弦でギターを弾くとヤスリで削ったように減っていきます。
中古市場の買取はトレンドを重視する傾向がありますが、ギターはビンテージに注目が集まりやすいため、そこまで気にする必要はありません。アーティストモデルや本数限定、定番メーカーなら定価を上回る可能性すらあるのです。
ピックアップの状態が悪いと明確なサウンドが鳴らないため、買取価格が下がります。はんだごてで接続し直すと簡単に解決することがあるので、メンテナンス慣れしてある方は、自分で解体するのもありです。
エレキギターは、新品も需要がありますが、どちらかというと中古に人気が集まります。ビンテージに注目が集まるジャンルならではの傾向です。売りに出したいギターをお持ちの方は、モデルが古くても査定に出してみる価値があります。
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