2019.07.06
様々なギターメーカーが存在しているなかで、世界2大ブランドと言われているのが、ギブソンとフェンダーです。今回は、その1つであるギブソンの買取に焦点を当てます。
ギブソンは、アメリカのテネシー州発祥の楽器メーカーです。様々な楽器をリリースしていますが、主に、エレキギターやアコースティックギターをリリースしています。
海外では、
などの大物ミュージシャンが愛用しており、ステージやグラミー賞を支えているのです。
日本のミュージシャンでは、
などが愛用していることで知られています。
Dave Amato Les Paul Axcess
引用:Gibson
ギブソンがリリースしているギターの中で一番有名なモデルは、レスポールです。ギタリストなら一度は憧れるひょうたん型のボディは、1952年にレスポール氏によって製作されました。レスポールはインテリア性に富んでいるため、あまりギターを弾かないコレクターからの人気も高いのです。
レスポールは、ピックアップにハムバッカーを2つ搭載しているため、ふくよかな音を鳴らします。ハードなロックサウンドには欠かせません。ハムバッカーは、ノイズを軽減できるメリットもあるため、静けさを求める曲でもパフォーマンス良しです。また、ハムバッカーとシングルコイルの中間に近いサウンドを鳴らすP90というピックアップ搭載のレスポールもリリースされています。どんな曲にも対応できるパフォーマンスの良さから、ヒットとなっています。
ギブソンのギターは、「ギブソン」というだけで高価買取の対象になります。それぐらいスペシャルなブランドなのです。その中でも、特に高価買取されやすいモデルを一部抜粋しました。
Les Paul Standard ’50s
引用:Gibson
オールド感と新しさが同居するゴールドボディが特徴です。ステージ映えを重視するギタリストは、ヘビロテ必至となっています。ネックは、50年代のギターをレプリカしているため、少し太いです。近年は、ネックが細いギターが主流になりつつあるため、違和感を感じる人もいるかもしれません。しかし、太いネックは握力を温存できるため、左手が疲れにくいメリットがあります。チョーキングや速弾きなどのコントロールもしやすいので、ライブミュージシャン向けのギターなのです。
Joe Perry 1959 Les Paul
引用:Gibson
アメリカが世界に誇るロックバンドの「エアロスミス」。ロックの殿堂入りを果たした、言わずと知れたモンスターバンドです。日本では、映画アルマゲドンの主題歌で一躍話題になりました。そんなバンドのリードギターを務めるジョーペリーのシグネイチャーモデルがこちらのギターです。150本限定で生産されたため、滅多にお目にかかれません。だからこそ、高価買取は間違いなしです。このギターは、ジョーペリー所有の1959年製レスポールをモデルに制作されました。あえて経年劣化を感じさせるボディデザインに仕上がっており、渋みがあります。美しい木目を生かしたカラーリングも上品です。
Tak Matsumoto Les Paul Standard Canary Yellow 2018
引用:Gibson
ギブソンは、これまでに
といった超有名ギタリストのシグネイチャーモデルをリリースしてきました。たった4名しかシグネチャー契約を結んでいないため、超がつくほどのステータスです。1999年、ついに日本人初のシグネイチャー契約者(5人目)が生まれました。それが、B’zの松本孝弘さんです。このギターは、一番最初に作成された松本孝弘さんのシグネチャーモデルをブラッシュアップさせた最新バージョンとなっています。松本孝弘さんが何度もチェックしたイエローボディは、今や松本孝弘さんのトレードカラーといっても過言ではなく、B’zのステージでは100%このギターを使用中です。
レスポールギターにばかり注目が集まりがちなギブソンですが、アコースティックギターもリリースしており、高評価されています。買取需要の高いアコースティックギターとしてあげられるのが、J-200です。1937年にリリースされているにもかかわらず、ギブソンの最上位モデルとして、現在も一定の地位を保っています。ボディが厚いため、サウンドはダイナミックです。弾き語りにはもってこいですし、バンドサウンドでも埋もれません。このモデルは、ボブディランやエルヴィスプレスリーが利用していた背景もあり、限定モデルがリリースされています。
The Original ES-335
引用:Gibson
ギブソンが、1958年にリリースしたセミアコースティックギターです。ボディにバイオリンのような「f」字のホールがあり、ボディの中は空洞になっています。サウンドはエレキギターとアコースティックギターの中間といった感じです。レスポールとは一味違った甘いサウンドは、ブルースやジャズに向いています。マイルドに歪ませればロックとの相性も良いため、使い方次第では、現代ミュージックにも使えないことはありません。日本のミュージシャンでは
などが好んで利用しています。
ギブソンは、ビンテージ価値の高いギターなので、経年劣化していても高価買取される可能性はありますが、査定に出す前に気をつけておきたいことはあります。
まずはネックの反りを直してください。そして、綿棒や爪楊枝、ネック洗浄剤やクロスを使ってネックに着いた手垢を落としてください。新しい弦に張り替えることもお忘れなく。
ギブソンのギターは、ボディの美しさが特徴なので、磨いておくこともお忘れなく。ただ、シンナーを使うのはやめてください。ボディ表面のラッカー塗装を溶かしてしまうため、せっかくの高級感が台無しになります。そうなってしまったら、買取価格は間違いなくダウンです。ボディ磨き専用のアイテムがあるので、それを使ってください。
ピックアップセレクターやボリューム&ノブトーンノブ、インプットジャックのガリやノイズチェックも必須です。ガリやノイズがあると 再生音に影響するので、買取価格が下がります。接点復活剤というスプレーを吹きかけて治してください。
フレットが極端に減っていると演奏中のピッチが合わなくなります。少しでも高価買取してもらいたいのであれば、フレッドを交換してから査定に出してください。極端に減っているフレットの交換だけで良いですが、欲を言えば全て交換したいところです。フレットは、全て交換すると2万円から3万円かかります。少し高いと感じるかもしれませんが、ギブソンギターは 経年劣化していても価買取されやすいため、黒字にすることは可能です。
ギブソンのギターは、今も昔も変わらず、全てのギタリストの憧れです。その流れはこれからも変わることはないはずなので、ギブソンのギターは高価買取であり続けるでしょう。
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