2019.07.06
関連キーワード｜360度 アクションカム コンパクトデジタルカメラ
スマホで撮る写真では物足りない。
スマホからステップアップしたいが、大きく重たい一眼カメラを扱う自信がない。
そんな方に人気なのが、高機能なコンパクトデジタルカメラ（レンズとカメラ本体が一体のカメラ＝コンデジ）やアクションカムです。
画質や機能面でスマホと差別化でき、高価買取が見込める人気モデルを紹介します。
メーカー各社が一番力を入れているのが、1インチ以上のセンサー搭載のモデルです。
センサーは大きいほどノイズが少なく高画質な写真を撮れますが、カメラ本体とレンズが大型化します。
そのためスマホのカメラのセンサーは、1/2.3インチや1/3インチなど小さいものがほとんどです。
これはSNSで共有したりスマホで鑑賞したりするには十分ですが、より高品質な写真を撮るのには向きません。
したがって、写真をレタッチして作品に仕上げたり、大きくプリントしたりなどスマホからステップアップを目指す方に、これらのカメラは人気です。
コンデジやアクションカムの中には、一眼カメラやスマホカメラのどちらにもない尖った機能を持つものがあります。
こうしたカメラは、1インチ以上のセンサー搭載かどうかに関わらず人気です。
スマホカメラの多くはデジタルズーム（ピンチアウト操作）で、ズーム（拡大）すると画質が大幅に劣化します。
一方で一眼カメラは光学ズームといって、ズームでの画質劣化はありませんがレンズが巨大です。
これらのいいとこ取りをしたのが、高倍率な光学ズームレンズを搭載したコンデジです。
これらのカメラは、一眼カメラ用の光学ズームレンズより遥かに小さく持ち運び容易です。
風景（遠景）撮影、ポートレート、旅行の記録などオールマイティに使え人気です。
コンデジを動画に特化して進化させ、さらに小型化したものがアクションカムです。
アクションカムは、動画画質（4K対応など）や防水性能、動画用手振れ補正処理などが優秀なものが人気です。
動画用手振れ補正は、ジンバル（カメラの揺れを補正する専用台）を使うべき場面でも、手持ちで十分な補正効果を得られるものもあります。
Youtuberの撮影、旅行の記録、自転車や車への車載など多方面に人気です。
水中専用のハウジングなしの単体で防水性能の高いものや、落下したりぶつけたりしても安心な耐衝撃性能が高く、かつ高画質なものが人気です。
全周を同時に撮影できるカメラです。
撮影後に自宅でゆっくりと、360度の中から必要な部分を抜き出すことができます。
また、360度全体を使った写真表現もできるため人気です。
PowerShot G7 X Mark II
引用：キヤノン オンラインショップ
1インチセンサー搭載機で最もバランスの取れたモデルです。
24～100mm相当／F1.8-2.8の4.2倍で非常に明るい高性能ズームレンズを搭載しています。
迷ったらこれを選べば間違いない、コストパフォーマンスが非常に高いカメラです。
また、電子ビューファインダー（EVF）を搭載した兄弟機のPowerShot G5 Xもおススメです。
価格はG7 X Mark IIが6万円前後（※以下、価格は新品の参考値）です。
RX100V(DSC-RX100M5A)
引用：SONY
24mm～70mm相当／F1.8-2.8の2.9倍で非常に明るいズームレンズを搭載しています。
Canon PowerShot G7 X Mark IIより、望遠側の焦点域で劣りますが、AF性能や連写性能、4K対応の動画性能など機能面で勝ります。
またEVFを搭載しているので、太陽光の下など液晶画面が見にくい時でも快適に撮影できます。
細かな違いがありますが、旧モデルのDSC-RX100M5、M4もほぼ同じスペックです。
価格は12万円前後です。
RX100VI(DSC-RX100M6)
引用：SONY
24-200mm相当／F2.8-4.5の8.3倍の中倍ズームレンズを、小型ボディに搭載しています。
レンズのF値は暗く上記2モデルに比べて劣りますが、中望遠域までカバーする広い焦点域とRX100M5Aと同じ高機能がウリです。
飛行機や鉄道、スポーツなど望遠域での撮影が必要な方に人気です。
価格はRX100M5Aが12万円前後です。
LUMIX DC-TX2
引用：Panasonic
24～360mm相当／F3.3-6.4の15倍の高倍ズームレンズを搭載しています。
SONY RX100M6の望遠域を伸ばして、引き換えにF値は暗くなったモデルと考えればよいでしょう。
連写性能などもRX100M6には劣りますが、360mmの望遠域が必要な方におススメです。
価格は8万円前後です。
COOLPIX P1000
引用：Nikon
24～3000mm相当／F2.8-8の125倍の超高倍ズームレンズを搭載しています。
3000mmは一眼カメラ用レンズにもない、唯一無二のスペックでマニア層に人気です。
大きさはコンパクトとは到底言えないですが、それでも一眼用カメラの超望遠レンズよりはかなり小さいです。
野鳥撮影、月の撮影など3000mmの超望遠域を必要とする方に人気です。
価格は12万円前後です。
PowerShot SX740 HS
引用：キヤノン オンラインショップ
24～3960mm相当／F3.3-6.9の40倍の超高倍ズームレンズを搭載しています
このモデルの最大のウリは、960mmという超望遠域をカバーしつつ、レンズを収納するとほぼフラットになり非常に薄いという点です。
旅行にはこれ1台ポケットに入れていけば、撮れないものはないといっても過言ではありません。
価格は4万円前後です。
Tough TG-5
引用：OLYMPUS
防水カメラで最も人気のあるモデルです。
25-100mm相当／F2-4.9の明るい4倍ズームレンズを搭載しています。
水中は暗いため、高性能なF2の明るいレンズに人気です。
また単体で15m、専用ハウジングで45mの耐防水性能や、物体に近づいて大きく写し撮ることのできるマクロ機能も秀逸です。
価格は4.5万円前後です。
HERO7 Black
引用：GoPro
最新モデルでは強力な動画用手振れ補正処理、4K/60p動画・10m防水など、動画機能や防水機能が充実し非常に多機能になっています。
Youtuberの撮影やテレビ番組の一人称視点での撮影にもよく使われ、アクションカムでは最も人気です。
最新の最上位モデルはHERO7 Blackで、価格は5.5万円前後です。
RICOH THETA
引用：THETA
360度カメラで最も人気のあるカメラです。
最新モデルのTHETA Z1は、１インチセンサーを搭載し低ノイズで暗所撮影できます。
別売りの水中ハウジングを利用することで、水中での360度撮影も可能です。
価格は最新モデルのTHETA Z1が12万円前後、前モデルのTHETA Vが4.5万円前後です。
Insta360 ONE X
引用：insta360.com
Insta 360 one Xは、超強力な動画用手振れ補正機能を備え、最近じわじわと人気が上がってきている360度カメラです。
このカメラの手振れ補正は他のカメラの比ではなく、頭一つ抜けている印象です。
これからさらに人気が高まってくるモデルです。
価格は5万円前後です。
スマホに押されている小型カメラですが、高価買取されやすい人気のあるものは「スマホにできないことができる」カメラです。
高画質で人気な１インチ以上の大型センサー搭載のデジカメ、小型で高倍率ズームで人気な高倍ズームデジカメ、防水カメラなどがその代表です。
また、最近のSNS、Youtuberなどの需要に乗って伸びているのが、動画に特化した高機能がウリのアクションカムです。
さらに、新たなジャンルとして360度撮影できるカメラも高価買取が期待できます。
これらは、スマホ・一眼カメラ双方にない価値を提供していて、今後も安定した需要が見込め、高価買取が期待できるでしょう。
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