日本で初めてアコースティックギターを作製したヤマハ!高価買取されやすいモデルを紹介

2019.07.06

楽器

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日本で初めてアコースティックギターを作製したヤマハ!高価買取されやすいモデルを紹介

「経年劣化」はネガティブなイメージがつきものの表現ですが、楽器に関してはそうとも限りません。ヴィンテージ扱いされ高価買取される傾向にあります。
そのような楽器の1つに挙げられるのが、アコースティックギターです。アコースティックギターは、買取コンビニでも強化買取しています。
特に、ヤマハのアコースティックギターは、国産メーカーということもあり注目度大です。

ヤマハのアコースティックギターについて

ヤマハは1888年に設立された日本の楽器メーカーです。ピアノをはじめ、様々な木製楽器をリリースしてきました。
その中の一つにあるのが、アコースティックギターです。
ヤマハは、日本で初めてアコースティックギターを作製したメーカーということもあり、音楽業界を牽引してきたアコースティックギターを数多く生み出してきました。
ヤマハのアコースティックギターユーザーには、以下のようなプロミュージシャンが名を連ねています。

  • ・ゆず
  • ・福山雅治
  • ・井上苑子
  • ・矢井田瞳
  • ・さだまさし
  • ・高橋優
  • ・スキマスイッチ
  • ・SCANDAL
  • ・植村花菜
  • ・KANA-BOON

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【ヤマハについて】

本社は、静岡県浜松市。エレキベースだけではなく、ピアノ、ドラム、シンセサイザー、など幅広く楽器を開発しています。特にピアノは世界的シェアの主力商品です。
この他には、「VOCALOID」「XGworks」「SOL」「Cubase」などの音楽制作ソフトの開発にも力を入れており、最先端技術にも意欲をみせています。
ヤマハ音楽教室は、日本で一番知名度がある音楽教室といっても過言ではなく、海外中で後進を育成中です。

買取コンビニも注目!高価買取されやすいヤマハのアコースティックギターはコレ

ヤマハは、初心者向けから上級者向けまで、様々なアコースティックギターをリリースしています。
この章では、高価買取されやすいヤマハのアコースティックギターをまとめました。査定に出そうと思っている方は、参考にしてください。

Lシリーズ

LL86 Custom ARE
LL86 Custom ARE
引用:YAMAHA

Lシリーズのアコースティックギターは、サウンドのレンジが幅広いです。
レンジが広いアコースティックギターは、「低音が強調される」「高音が強調される」などの特性があります。
それは、良く言えば「個性」ですが、「扱いにくい」印象になることも多いです。
しかし、Lシリーズのサウンドは、低音から高音までバランスが取れているため、ジャンルを問わず利用できます。Lシリーズは頑丈さにも定評ありです。ピアノをはじめとする様々な木工楽器を作製するヤマハならではの品質となっています。

CPXシリーズ

CPX1000
CPX1000
引用:YAMAHA

ライブでアコースティックギターを演奏する場合は、エレクトリックアコースティックギターが重宝します。そこでおすすめなのが、CPXシリーズです。
エレクトリックアコースティックギターは、ハウリングが起きやすいため、ライブで音量を上げづらいデメリットがありました。
CPXシリーズは、ハウリングが起きにくい設定になっているため、バンドサウンドに埋もれない音量を確保できるのです。
もちろん、アコースティックギターとしても利用も秀逸で、ボディ鳴りの大きさやフィンガリングのしやすさにも定評があります。

Aシリーズ

A5R ARE
A5R ARE
引用:YAMAHA

Aシリーズもエレクトリックアコースティックギターとして人気があります。Aシリーズで特徴的なのは、「生々しいアコースティックサウンド」です。
スピーカーを通して大音量で鳴らしたエレクトリックアコースティックギターのサウンドは、ピエゾピックアップを通すため、エレキギターのような響きをします。
そのため、アコースティックギター本来が持つサウンドの魅力が半減してしまうデメリットがありました。
それを解消したのが、Aシリーズです。Aシリーズは、新しく開発された※「SRT2」というピックアップを搭載しています。このピックアップの恩恵により、アコースティックギターが持つボディの鳴りや弦の響きを大音量で鳴らすことができました。

※ピックアップシステム「SRT2」は、ピエゾピックアップが拾うアコースティックギターのサウンドに、マイク録音された音をブレンドするシステムです。

このようなシステムを搭載することで、アコースティックギターの生々しさを損なわずに音を奏でます。

ヤマハのアコースティックギターを高価買取してもらうためのポイント

ヤマハのアコースティックギターを少しでも高く買い取ってもらうためのポイントをまとめました。査定に出そうと考えている方は、意識してください。

磨きなどのメンテナンス

中古買取は第一印象が重要なので、磨きなどのメンテナンスをしてください。
ボディはもちろん、ネック、ヘッド、指板など、目に見える所は全てです。特に指板は垢がたまりやすいので、綿密に磨いてください。
ギター用のレモンオイルを使うと汚れが落ちやすいです。レモンオイルはボディ磨きにも重宝します。

付属品を揃える

ヤマハのアコースティックギターを購入した時の付属品は、なるべく揃えてください。専用ケース、説明書、保証書などがそれにあたります。

ひび割れに注意

近年は、アコースティックギターのボディを叩くプレイが主流になっています。
パーカッシブなサウンドが鳴らせてかっこいいのですが、叩きすぎるとボディーがひび割れするので、気をつけてください。
保管や持ち運びする時にぶつけてひび割れする可能性もあるので、注意です。
修理が見込める範囲なら買取できる場合はありますが、査定額は下がります。
ネックが折れてしまった場合は、プレミアの高いアコースティックギターでも買取拒否の可能性が高いです。

純正パーツ

後に買取に出すつもりで使用するなら、カスタムしないことをおすすめします。なるべくオリジナルに近い状態の方が、高価買取になりやすいです。

電源やガリのチェック

エレクトリックアコースティックギターの場合は、イコライザーやボリュームの電源が作動するか確認してください。
電源が入らない場合は、ジャンク品扱いになります。
インプットジャックのガリも確認必須です。ガリが出ている場合は、接点復活剤を使って治してください。

メーカーロゴの有無

経年劣化が進むと、ヤマハのメーカーロゴが消えることがあります。製造番号が消えてしまうことも多いです。
このようなギターは、保証書が付いていても買取価格が下がります。
アコースティックギターはビンテージに人気が集まりやすいため、経年劣化で査定額が下がるとは限りません。
しかし、このようなケースもあるため、使用するつもりがないのであれば、早めに査定に出すことをおすすめします。

【まとめ】国産のアコースティックギターで人気の高いヤマハ

今回は、ヤマハのアコースティックギターを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ヤマハのアコースティックギターは、冒頭の方で記したように、様々な日本人アーティストが利用しているため、品質は折り紙つきです。
「海外製品は作りが心配…」と思っているギタリストからも信頼も厚いため、中古市場で需要があります。
演奏機会のないヤマハのアコースティックギターをお持ちの方は、買取コンビニに査定に出してみてください。

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