パソコンで音楽を聴くなら導入したい「オーディオインターフェイス」

2019.05.22

オーディオ

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パソコンで良い音質 オーディオインターフェイス

現代の家庭では、豪華なオーディオ機器を揃えているケースは少なく、パソコンで音楽を聴くのが定番になっています。
そのような場合、パソコンのイヤホンジャックにヘッドホンを挿したり、パソコンのスピーカーからリスニングすることが多いですが、それでは本来の音質を楽しむことはできません。本気でパソコンオーディオを楽しむなら、「オーディオインターフェイス」が必須です。オーディオインターフェイスがあれば、高音質で音楽を聴くだけではなく、カセットやレコードの音源をパソコンに取り込むこともできます。

音像が濁るパソコン再生

パソコンは、作業パフォーマンスは良いものの、音楽再生に特化した作り方はされていません。そのため、パソコンから再生される音楽は「とりあえず聴ける」程度に留まっており、音像が濁って聞こえます。本来CDが再生しているスーパーローとスーパーハイがカットされているため、聴感も窮屈です。

プロミュージシャンが音楽制作で利用する「オーディオインターフェース」

パソコンで良い音質を再生させる機材に「オーディオインターフェイス」があります。USBやFireWire、Thunderboltなどを用いてパソコンと接続する機材です。
オーディオインターフェイスは、プロのミュージシャンがパソコンで音楽制作する時に必ず導入しています。マイクや楽器のサウンドをオーディオインターフェイスを通してパソコンに録音し、オーディオインターフェイスから出力されるサウンドを聞いて音作りするのです。

プロの音作りの意図が理解できる

オーディオインターフェイスを通して聴くサウンドは、プロミュージシャンがスタジオで聞いているサウンドに近いため、アレンジやサウンドメイクの「意図」を読み解くことができます。

「ピントが合う」聴感

パソコン再生では濁っていたサウンドが、オーディオインターフェイスを通すとくっきりと聴こえるようになります。例えるなら、写真の「ピントが合う」という表現に近いです。

削られていたローとハイが復活

オーディオインターフェースを使うと、単純なパソコン再生で削られていたスーパーローとスーパーハイが復活します。
ローに関して言うと、ドラムのキックとベースの「さらに下」が聞こえるようになり、モコモコ聴こえていた低音の輪郭はくっきりです。ドラムキックとベースの分離感も向上するため、今まで何度も聞いていた曲の「グルーヴ感」が変化します。ハイに関して言うと、単純にパソコンで再生した時には割れて聴こえがちなクラッシュシンバルが、クリアで伸びやかです。アコースティックギターやピアノの高音は美しく減衰していきます。

音量を上げても音像が割れない

ロックやEDMなどの音楽は、音量をガツガツ上げて楽しみたいですが、パソコン再生で音量を上げると音像が割れてしまうのが難点です。しかし、オーディオインターフェイスを使えば、そのような現象は起こりません。クリアな音像を残したまま、素直に音量だけが上がってくれるのです。

レコードやカセットの音楽をパソコンに取り込む際にも使える

往年のオーディオファンは、レコードやカセットを多数コレクションしています。しかし、現在ではかさばってしまうため、整理したいと思う人が多いです。オーディオインターフェイスを利用すれば、カセットやレコードの音楽をパソコンに録音できます。

カセットやレコードの音質をそのまま録音

パソコンで再生する音楽は「冷たい」という先入観を持っている方が多いです。確かに、一昔前のデジタルオーディオはそのような傾向がありました。しかし、テクノロジーは進化しています。プロご用達のオーディオインターフェイスを使えば、カセットやレコードの温かい音質をそのまま録音できて、そのまま再生することが可能です。

オーディオインターフェイスを通すとプロの音作りの意図が理解できる

プロミュージシャンも利用しているオーディオインターフェイス3選

ここからは、おすすめのオーディオインターフェイスを3つ紹介します。
どれもプロご用達のオーディオインターフェイスで、再生音だけではなく、録音のクオリティにも定評がある3選です。

UniversalAudio「ApolloTwinUSB」

 UniversalAudio「ApolloTwinUSB」
UniversalAudio「ApolloTwinUSB」【参考価格】¥103,680
引用:株式会社フックアップ

様々なレコーディング機器をリリースしている老舗メーカーUniversalAudioが満を持して開発したコンパクトオーディオインターフェイスです。UniversalAudioは、デジタルとアナログを融合したトーンを得意としており、その恩恵は「ApolloTwinUSB」にも引き継がれています。

RME「BabyfacePro」

 RME「BabyfacePro」
RME「BabyfacePro」【参考価格】¥92,333
引用:株式会社シンタックスジャパン

様々なタイプのオーディオインターフェイスをリリースしているRMEが、初めてコンパクトタイプとしてリリースしたのが「Babyface」です。
リリース直後、Windowsユーザーから絶大な支持を得ましたが、「BabyfacePro」となってパワーアップしました。特徴的なのは、SteadyClockです。これは、RME独自の再生ロジックで、スタジオクラスのクリアな再生を実現しています。さらに、スタジオクラスのマイクプリアンプにも定評があるため、カセットやレコードの音質もクリアに録音可能です。

APOGEE「Duet」

 APOGEE「Duet」
APOGEE「Duet」【参考価格】¥78,000
引用:Apogee Electronics

Macユーザーから絶大な支持を得ているのがAPOGEEです。
ApolloTwinUSBやBabyfaceProがリリースされる以前から、デジタルオーディオ界を席巻していました。レジェンドとも言えるAPOGEEの再生音質は、サウンドの奥行き&繊細な減衰を再現してくれると評判です。「Duet」は、パソコンだけではなくiPad、iPhone、iPodtouchなどのiOSデバイスとも接続できます。しかも、Duetを接続中は、iPhone、iPodTouch、iPadに電源も供給可です。

まとめ:オーディオインターフェイスを導入してヘッドホンやスピーカーのポテンシャルを発揮しよう!

いかがでしたでしょうか?今回は、オーディオインターフェイスを紹介しました。

高価なヘッドホンやスピーカーを所有していて「聴こえ方がいまいち…」と感じている方はオーディオインターフェイスの導入がおすすめです。本来のポテンシャルが発揮されやすくなります。

当店では、前述したオーディオフェイスを積極買取中です。多少使用感があっても、付属品などが揃っていれば、査定評価はいいかもしれません。

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