中古市場で高価買取されているヘッドフォンはどれ?

2019.05.22

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高価買取されるヘッドフォンは?

スピーカーで大きな音を出しにくい日本の住宅では、ヘッドホンを利用した音楽鑑賞が適しています。そのため、中古市場でのヘッドホンの需要は年々増加傾向です。今回は、「どのようなヘッドホンを買取しているのか?」「高価買取のポイント」をまとめました。

中古市場でヘッドホンの需要が高まっている背景

近年は、日本だけでなく世界的にヘッドホンの需要が高くなっています。スマートフォンでハイレゾサウンドを再生できるようになった背景が大きく、「とりあえず聴ければ良い」から「良いサウンドで聴きたい」時代に変化しています。
Bluetooth対応のワイヤレスヘッドフォンが登場しており、使い勝手が向上した背景も理由の一つにあります。それに伴い、正規品のヘッドホン価格は高騰しており、購入しにくくなったのも事実です。そのため、中古市場でのヘッドホンの需要が増えています。

買取コンビニが買取強化しているヘッドホンとは?

買取コンビニでは、様々なヘッドフォンを買取しています。特に、以下のヘッドホンは、強化買取中です。お持ちのお客様は査定にお出しください。

ULTRASONE「HFI-780」

こちらのヘッドホンは、LUNASEAやXJAPANでギターを弾いているSUGIZOさん愛用のヘッドホンです。スピーカーでは分かりにくい「サウンドの定位」が見えやすいところに定評があります。

ULTRASONE「HFI-780」
ULTRASONE「HFI-780」
引用:株式会社アユート

beatsstudio3「wireless」

海外で人気のあるヘッドホンです。ジャスティンビーバーやレディーガガを始め、大物ミュージシャンが使っていることを理由に日本でも人気が高まりました。低音と高音の主張が強いため、クラブミュージックのリスニングに適しています。さらに、ノイズキャンセリング機能が付いているため、クリアな再生にも定評がありです。これらにプラスして、ワイヤレス&デザインがおしゃれな点も人気の理由になっています。

 beatsstudio3「wireless」
beatsstudio3「wireless」
引用:BEATS ELECTRONICS

Sennheiser「HD800」

バンドサウンドとデジタルサウンドの融合で刺激的な音楽を鳴らす「BOOMBOOMSATELLIETS」。海外にも多くのファンを持つ日本のバンドです。そのメンバーである中野雅之氏は、Sennheiser「HD800」を愛用しています。普通のヘッドホンは耳を囲い込む「密閉型」になっていますが、このヘッドホンは耳とヘッドホンに隙間がある「オープンエアー型」です。スピーカーに近い再生音を鳴らしてくれるため、長時間聴いても耳が疲れません。

 Sennheiser「HD800」
Sennheiser「HD800」
引用:ゼンハイザージャパン株式会社

BOSE「QUIETCOMFORT35」

商業用スピーカーを多くリリースしている「BOSE」は、ヘッドホンもリリースしています。その中の一つが「QUIETCOMFORT35」です。スピーカーメーカー譲りのパワフルなサウンドを鳴らしてくれます。ワイヤレスヘッドホンなので、機能性の高さも注目です。

 BOSE「QUIETCOMFORT35」
BOSE「QUIETCOMFORT35」
引用:ボーズ合同会社

SONY「MDR-CD900ST」

日本のラジオ局やテレビ局、レコーディングスタジオなどで利用されているヘッドホンです。日本のサウンドが関わる現場ではほぼ100%に近い確率で利用されているため、このヘッドホンでのモニター音が、日本のサウンドの「基準」になっていると言っても過言ではありません。ここまで紹介したヘッドホンの再生音と比べると派手さが少ないため、最初は「寂しい」と感じるかもしれませんが、それは「色付けのない」フラットなサウンドを再生するからです。だからこそ、サウンドの判断がしやすくて、業界標準になっています。

 SONY「MDR-Z1R」
参考:SONY「MDR-Z1R」
引用:ソニー

ヘッドホンを高く買い取ってもらうためには?

ヘッドホンを少しでも高く買い取ってもらうためには、ちょっとしたコツが必要です。まとめておいたので、ヘッドホンを買取に出そうと思っている方は参考にしてください。

高価買取にするコツ

付属品を揃える

保存袋やボックス、取扱説明書や交換用イヤーパッド、etc。購入した時についていた付属品を全てセットで査定に出すと高価買取の対象になります。

掃除しておく

高価買取は、第一印象が大事です。ヘッドホンは使用感が出やすいので、少しでも綺麗にしてください。特に、ヘッドバンドとイヤーパッドはボロボロになりやすいので丁寧に使いましょう。新品と交換できるパーツは取り替えておいた方が良いです。ヘッドホンは汗や水タバコの臭いがつきやすいので、取り除くことをおすすめします。布に消臭スプレーを染み込ませて軽くふき取れば、改善することが多いです。普段から臭いがつきにくい場所で保管する意識も守ってください。

使わないなら早めに売る

ヘッドホンの高価買取は、製造年月日が影響します。ヘッドホンは劣化しやすいので、購入してから1年以内に売りに出すのが理想です。それ以上だったとしても、2年以内が理想になります。新モデルがリリースされると、旧モデルの買い取り価格が下がる点も考慮して、早めの査定が大事と言えます。

ノイズやガリ、音割れをチェック

綺麗に再生されるヘッドホンだったとしても、ジャック部分を触った時に、ガリやノイズが出る状態だと買取価格が下がるので注意です。接点復活剤というスプレーを使えば簡単に改善できます。音割れするヘッドホンは、見た目が綺麗だったとしてもジャンク扱いになるので、買取拒否になる可能性が高くなります。ご留意ください。
※ガリとは、接点部分が錆びたり、接触不良になることで出る「ジジー」「ガリガリ」 という音のことです。

まとめ:ヘッドホンは近年のリスニングで欠かせないアイテム

今回は、ヘッドホンの買取りに焦点を当てましたがいかがでしたでしょうか?ヘッドホンを使って音楽を聴くと、スピーカーでは聴こえにくかったサウンドの定位が向上し、分離感が増します。聴き慣れた曲も違った聴こえ方をするため、楽曲の解釈が変わることでしょう。
2010年以降にリリースされている楽曲は、スピーカーを一切使わず、ヘッドホンだけでミックスされているケースも多いです。それを考えると、ヘッドホンは近年のニューミュージックを聴く上で欠かせないアイテムと言えます。それどころか、近年はスマートフォンで音楽を聴くことが当たり前になっているため、オーディオファン以外も見逃せないアイテムです。デザインがおしゃれになっていることもあり、ファッション感覚で利用する人が増えており、需要が高まっています。

利用するなら