新学期・新年度からの自転車通学に向いている自転車を通勤通学時間で紹介

2019.05.15

自転車・ロードバイク

関連キーワード|

自転車通学で通勤通学時間別選ぶべき自転車は?

新年度も始まり、新たな気持ちでスタートをきっている方も多いでしょう。今回は、いまからでも間に合う通勤通学に適した自転車を紹介したいと思います。この記事を参考に、自分に合った自転車を選んでいただきたいと思います。

通勤通学で利用する時に選ぶべき自転車

自宅から職場や学校、最寄駅が比較的近い場合の自転車について紹介していきます。

デザインよりも耐久性で選ぶ

駅などの自転車置き場は、戦場のようです。時間に追われ我先にと停めるため、隣の自転車と重なり、出し入れの際にぶつけられたり、倒されることを想定しておかなければなりません。新車で購入するのがもったいないとさえ感じます。

盗難にも気を付ける

駅の駐輪場は、非常に盗難の多い場所のひとつです。酔っ払いや、心無い人によって、鍵を壊され持ち出されることが多い場所です。そのため、防犯にも工夫が必要です。防犯対策については、後述いたしますので、そちらもご参考にして頂きたいです。

ホームセンターや量販店でママチャリを購入する

自宅から目的地までの短い距離で使用するので、重さや機能にはこだわりません。丈夫で安価な自転車が適しています。この場合、ホームセンターや量販店で販売されているママチャリをおすすめいたします。プライベートブランドで良心的価格で販売されているもの等もあるため、非常に安価に購入することができます。傷がついても、盗まれても気にならない価格で購入することができます。きちんと整備された中古品もありますので、そちらもおすすめです。

ママチャリ

自宅から30分圏内で通勤通学する時に選ぶべき自転車

自宅から職場や学校まで、自転車で行ってしまおうと考える方も多いはずです。ダイエットや運度不足解消を兼ねて、自転車を活用する方も多いと思います。この章では、片道30分程度の距離を移動する場合の自転車をご紹介いていきます。この程度の距離の場合、駅までの通学よりは長い時間自転車に乗ることを想定する必要があります。

丈夫さと軽快さが重要

毎日片道30分乗るわけですから、丈夫さと軽さが両立していなければなりません。30分走るということは坂道があったり、風の強い場所があったりと、多少の困難が待ち受けていることになります。

盗難は比較的少なめ

駐輪場は、職場や学校の敷地内になるので盗難は格段に減ります。しかし、出入りが自由な駐輪場も多いため、盗難がゼロではないことも確かです。その為、それなりの防犯対策が必要です。

電動自転車がおすすめ

自転車専門店には、自転車メーカーの自転車が所狭しと並んでいます。その中でも、電動自転車に注目していただきたいと思います。片道30分を充分に走破出来るバッテリーを搭載した電動自転車があるはずです。坂道や向かい風にも負けない電動モーターが、あなたの通学を楽にしてくれるはずです。ただし、ダイエット効果や運動不足解消には、少しの効果しかありませんので、ダイエットや運動不足解消をお考えの方は、次で紹介する自転車を参考にしてください。

電動自転車

ダイエット、運動不足解消ならミニベロ(小径車)を選ぶべき

通勤通学を自転車に変える場合、多くはダイエットや運動不足を理由にされると思います。その場合は、コンパクトなミニベロ(小径車)と呼ばれるタイプをおすすめいたします。ミニベロ(小径車)は、タイヤの大きさが20インチ以下の自転車を総称しているもので、タイヤやフレームが小さいのが特徴です。タイヤが小さいので、同じ距離を進む場合、多目にこぐ必要があり、有酸素運動と相まってダイエット効果が得られます。自転車での通勤通学に、くじけた場合でも場所を取りません。

ミニベロ

自宅から1時間圏内で通勤通学する時に選ぶべき自転車

自宅から学校まで、片道1時間以上を自転車で通勤通学しようとする強者のあなたには、いったいどのような自転車がおすすめなのか、お伝えいたします。

軽さが重要

自転車通学で、片道1時間という距離は、ちょっとした旅の様なものです。距離で片道20キロから30キロですので、冒険の要素すら感じることでしょう。坂道も何度も出てくるでしょうし、交通量にも気を付けなければなりません。

毎日乗るので、価格はおさえたい

毎日の通勤通学ということもあり、あまり高価な自転車を購入することができない事情も考慮が必要です。自転車の軽量化について、自転車通は「1グラム減らすために1万円かかる」ということをよく言葉にします。つまり、軽さを手に入れるには大金が必要ということを表現しています。自転車通ではないあなたには、そこまでは必要ありませんので、安く買える軽いものをおすすめしたいと思います。

長距離の自転車通勤通学にはクロスバイクが最適

クロスバイクのなかには、ロードバイクのフレームを使用しているものもあります。これらのクロスバイクは、ロードバイクほど価格は高くありませんが、長距離を楽に進むための性能が備わっています。中古車も多く出回っていますので、探してみていただきたいです。軽く、そして巡航速度が高いクロスバイクは、自転車での通勤通学に最適な自転車です。

クロスバイク

自転車の防犯対策は

大事な自転車が盗難にあわないための方法をご紹介します。盗難されてしまった場合、自転車そのものが無くなっただけでなく、新しく購入する費用もかかりますので、費用をかけてでも、行なうべきものです。

自転車の防犯対策は、ワイヤーロックの追加

量販店等で売られているママチャリは、安価であるため防犯意識もうすく、盗難にあいやすい車種です。基本的に1つは、鍵が標準装備されている場合が多いです。これに、ワイヤーロックをプラスすることで、泥棒から狙われる確率が下がります。電動自転車、クロスバイクも同様に、ワイヤーロックを使用します。

おすすめのワイヤーロックは

ワイヤーロックでおすすめするのは、太く短い物です。長い物、細いものは、比較的破壊しやすいため、短い方をお勧めいたします。このワイヤーロックを複数本使用するとさらに効果がありますので、ぜひご検討いただきたいです。

ワイヤーロックのかけ方は

ワイヤーロックをかける際は、フレームとタイヤをロックする様にすること、そして、自転車をガードレールや道路標識とつなぐことをお勧めいたします。泥棒に対し、盗むのが面倒だと思わせることが、防犯上重要になってきます

ワイヤーロック使用例

通勤通学自転車のメンテナンスは

毎日の通勤通学で使用する自転車は、痛みが早いです。そのため、普段のメンテナンスが重要です。

通勤通学自転車に毎日行うべきメンテナンス

通勤通学自転車に毎日行うべきメンテナンスは、タイヤの空気を入れることです。空気が減ると、パンクをしますし、ホイールを痛めてしまい、不必要な出費を招いてしまいます。

休日に行うべきメンテナンス

1週間の通勤通学で使用した自転車は、非常に汚れています。また、小雨などでグリス類が流れてしまっています。そのため、洗車と注油が重要になってきます。この作業を毎週行えば、自転車の寿命がのび、軽いぺダリングで通勤通学が出来るようになります。

まとめ

自転車通勤通学の条件により、選ぶ自転車は変わってきます。ご自身の通学にあったものを選びましょう。

  • ・耐久性を考えるならママチャリで充分
  • ・長距離ならクロスバイクを検討する
  • ・防犯はワイヤーロックを追加する
  • ・日々のメンテナンスが自転車の寿命をのばす

利用するなら