2019.07.06
この記事をお読みいただいている方の中には、カスタムやニューフレームをインストールされた方も多いのではないでしょうか。今回は、ロードバイクのフレームを買取してもらう際の注意点をご紹介させていただきたいと思います。
ひとくちにロードバイクといっても、用途や素材等で分けられ、そのため多くの種類があります。これはロードバイクがレースによって進化をとげてきたことによるもので、勝つために多くの素材や形が存在します。この章では、ロードバイクのフレームの大まかな種類と素材についてご紹介いたします。
ロードバイクのフレームは、大きく2種類に分類できます。1つは、タイムトライアル用のフレームで、空気抵抗を少なくしスピードを出すためのフレームです。タイムトライアル(TT)やトライアスロンで主に使用されています。
もう一つは平地も登りもこなせるロードバイクのフレームで、店頭で見かける多くのロードバイクはこちらになります。現在はこの2種類の中間に位置するフレームも発売されており、乗る方の用途にあわせて選ぶことができます。
流通量はタイムトライアルの方が圧倒的に少なく、見た目の派手さもあって、買取価格が落ちにくい状況です。
ロードバイクのフレームは鉄(スチール/クロモリ)、アルミ、カーボンの3種類で作られるのが一般的です。それぞれ乗り味が違うほか、重量やメンテナンス性も変わってきます。
鉄(スチール/クロモリ)製のフレームは、重量が重い代わりにしなやかさに優れいます。超長距離移動で使うロードバイクはこの素材のものが多いです。旅先で曲がったり折れたりしても、修理がしやすいのもメリットです。
アルミは鉄より軽く固い乗り味でしっかり感がメリットです。カーボンフレームは、軽く強いのが特徴で現在店頭に並ぶ多くは、カーボンフレームとなっております。
鉄(スチール/クロモリ)フレームはマニアやコレクターがおり、「ビンテージバイク」といって探している人も多いです。アルミフレームは入門用に低価格帯が人気、カーボンバイクは、5年落ちぐらいのモデルが金額とのバランスが良く、需要も多いでしょう。
ロードバイクのフレームを、査定に出す前に以下のポイントをチェックすることをおすすめいたします。以下のポイントは査定で必ずチェックされます。
①ひび(クラック)が入っていないか軽くたたいて音を確認する
②ゆがみが無いか目視で確認
③ヘッド部分にサビが出ていないか
④部品が揃っているか(フレーム+フォーク)
⑤外せない部品が無いか
ロードバイクは100年以上の歴史があり、その間ずっと進化をしてきました。
なかでも近代、大きく変化したのが2010年ごろです。この章ではそのことについて触れていきたいと思います。
近年最大のロードバイクブームが2010年ごろです。このブームに乗り多くのロードバイクが売れました。2000年から2010年は、部品の規格も安定しており互換性も高くアルミフレームのものが大半を占めていました。
アルミフレームは、軽く固くためクラックやゆがみも少なく、中古の状態も良いものが多いです。この年代の鉄(スチール/クロモリ)フレームは、8速以上のホイールが入らない物が多いので、注意が必要です。
ロードバイクブームで得たキャッシュをもとに、各メーカーとも新技術を投入し差別化をはかったのが、2010年以降のモデルです。
カーボンフレームが大量生産を可能にし、車体価格も下がり、より多くのユーザーがカーボンロードバイクを手にします。
しかし、特殊な規格のロードバイクが生まれたのもこのころで、パーツに互換性がないものもあります。このころのブームに乗って購入したがほとんど乗らなかったピカピカのフレームが、買取で入ってきますが、これらの多くが入門用のため比較的安価な価格帯になります。
ロードバイクブームのおかげで、ロードバイク人口のすそ野も広がり、それに合わせ多くの用途に合わせたバイクが出来ました。それらは人気も高く高価買取が期待できます。
ここではその一部をご紹介します。
悪路を得意とするロードバイクで、マウンテンバイクとロードバイクの中間にあります。
どちらを購入しようか迷っているユーザーや、キャンプなどのアウトドアの好きな方に人気です。ブレーキとタイヤの太さがマウンテンバイク寄りになっています。
ロードバイクのハンドルをマウンテンバイクの様なハンドルに変更し、使い勝手をあげたものです。クロスバイクとロードバイクの中間になり、流通量は多くありません。
見た目がレーシーなクロスバイクといった感じで、2台目に購入する人も多いです。
ブレーキシステムをオートバイのようにディスクブレーキし、制動力をあげたものです。
これまでのブレーキは、リムを押さえつけるタイプで、砂利や雨に弱い物でした。ディスクブレーキにすることで、悪路や雨でも制動力が落ちにくいのが特徴で、今後の主流になるのではないかと言われております。
流通量はまだ少ないので、中古価格も高めとなっております。
ロードバイクもとうとう電動の時代です。登りなどの高負荷状態でのモーターのアシストは、心強い味方です。まだまだ価格は高いですが、いずれ中古市場にも出てくるでしょう。
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