モデルガン、リボルバー、木製ライフル、魅力溢れるタナカワークスの人気・高額買取商品を紹介

2019.07.10

ミリタリー

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モデルガン、リボルバー、木製ライフル、魅力溢れるタナカワークスの人気・高額買取商品を紹介

タナカワークスはエアガン、モデルガンを発売しているメーカーで、独自のペガサスシステムを搭載したリボルバーや、木製銃床が特徴的なライフルなど、個性的な製品を送り出しています。
タナカワークスの人気モデルや高額買取に結びつきやすいモデルを紹介していきます。

魅力いっぱいのタナカワークス

タナカワークス(単にタナカと呼ぶことも多いです)は、モデルガンメーカーだった東京CMCの廃業に伴い、CMCから受け継いだ金型でモデルガンの製造販売に進出したメーカーです。
その後、エアガンの製造も始め、最初にブローバックガスガンを発売したメーカーとしても知られます。

タナカワークスの魅力1 ペガサスシステム

ペガサスシステムは、タナカのガスリボルバーに採用されている独自システムです。
他メーカーでは、ガスタンクがハンドガンのグリップ部分に挿入されていたりするのですが、ペガサスシステムの場合は、弾を込めるシリンダー部分にガスタンクを内蔵するという画期的な発射機構になっています。
グリップ部分内部に余計なものがないため、より実銃に近いモデリングが再現できます。
ペガサスシステムを備えたタナカのガスリボルバーは十分な威力と高い命中精度を発揮し、それまで威力や命中率が低くなりがちで作るのが難しいといわれていたガスリボルバーに革命を起こしました。

タナカワークスの魅力2 美しい木製部品

タナカワークスは、もともとは田中木工として、他社製品の木製部品の製造を行っていて実銃のストックを手掛けていたこともあります。
そのため、現在でもタナカの製品には木製のグリップやストックを使用した製品がとても多く、木製部分の美しさには定評があります。
まるで実物のように見事な出来栄えの木製ライフルなど、一度手に取ってみてほしい逸品です。

タナカワークスの魅力3 充実のモデルガン

タナカでは、エアガン同様にモデルガンも多数のラインナップを取りそろえています。
実銃のようなリアルなモデルが多く、タナカならではのコルトやS&Wといったリボルバーを多数発売しているほか、ライフルやショットガンといったハンドガン以外のモデルも充実しているのが特徴です。

高額買取間違いなし!! タナカワークスの人気・高額買取モデル

ここからは、買取で高価格が狙えるタナカの人気モデルや限定品といった高額買取モデルを紹介していきます。

旧日本軍ライフルシリーズ

四四式騎兵銃Ver.2 Gray Steel Finish
四四式騎兵銃Ver.2 Gray Steel Finish
引用:TANAKA WORKS

タナカからは数々の旧日本軍ライフルがエアガンとして発売されていて、なかでも、三八式歩兵銃はその代表ともいえるモデルです。
三八式歩兵銃は、日本軍を代表するボルトアクションライフルです。
他国の銃と比較して、小さな弾丸を高初速で飛ばすことにより、高い命中精度を実現し、弾が小さいため1人の兵士が持ち運べる量も増えました。
日本兵の主力小銃として第二次大戦を戦い抜き、その正確な射撃は相手国の兵士から恐れられました。
ほかにも、三八式騎兵銃、九九式短小銃など旧日本軍で使われていたバリエーション豊かなライフルがタナカの真骨頂である美しい木製銃床によって再現されたエアガンが発売されています。
これらは、モデルガンとしても発売されていて、ライフルのモデルガンは数も少なく、価格も高いために、買取においても高額査定が見込める商品となっています。
なかでも、「ビンテージブルーフィニッシュ」と呼ばれるバージョンは、金属部分の亜鉛合金にメッキ加工をし、オイルで磨いて艶を出した青鉄色仕上げで、美しい金属の質感を再現しています。
手間のかかる加工のため、その分価格も高くなっていて、より高額買取が期待できます。

Kar98kシリーズ

Kar98k AIR (エアーコッキング・タイプ)
Kar98k AIR (エアーコッキング・タイプ)
引用:TANAKA WORKS

ボルトアクションは、実用化した人物の名前をとって別名「モーゼルアクション」と呼ばれることもありますが、そのモーゼル社が生み出した傑作ボルトアクションライフルがKar98kです。
第二次大戦中のドイツ軍の主力小銃として、ドイツ将兵とともに戦争を戦い抜きました。
こちらは、そのKar98kを再現したもので、エアガン・モデルガンが発売されています。
エアガンには、エアコッキングとガスガンの2種類があります。
さらにガスガンは、1943年にドイツのオーベンドルフ工場で生産された刻印と仕様を再現した「byf刻印仕様」、オーストリアのシュタイア・ダイムラー・プフ社で生産された刻印と仕様を再現した「bnz刻印仕様」があります。
それぞれに、より高価買取の見込めるビンテージブルーフィニッシュモデルも存在しています。

レミントン M870 ショットガン

M870はレミントン社のショットガンで、アメリカのパトカーに必ずのっているといわれ、開発から半世紀以上たった今でもアメリカンポリスの愛銃として使用されています。
頑丈な構造のため、各国の警察や軍隊で採用され、アメリカ海兵隊、アメリカ沿岸警備隊、陸上自衛隊の特殊作戦群や海上保安庁の特別警備隊など採用例は多岐にわたります。
タナカから発売されていたエアガンは、多くのバリエーションが発売されていましたが、現在は廃版になってしまったため、高額買取になりやすい商品といえます。

タナカのリボルバー

タナカといえば、やはりリボルバーで、発売されているエアガンの数も豊富です。
S&W M29やコルトパイソンなどいくつものシリーズがあり、エアガンからモデルガンまで発売されているモデルも多岐にわたります。
リボルバーのなかには、「スチール・ジュピター・フィニッシュ」といわれるバージョンのモデルが存在します。
これは、タナカが独自に開発した樹脂と金属を混合した高品質メッキ「スチール・ジュピター・フィニッシュ」を使用したもので、実銃のようなよりリアルな質感を実現しており、その分値段のほうも高額になっていますので、通常のものより高額買取につながりやすくなっています。

S&W M29

S&W M29 カウンターボアード “Dirty Harry Model” 6 1/2inch スチールジュピターフィニッシュ (モデルガン)
S&W M29 カウンターボアード
“Dirty Harry Model” 6 1/2inch
スチールジュピターフィニッシュ (モデルガン)

引用:TANAKA WORKS

S&W M29は、ダーティハリーに登場するハリー・キャラハンの銃として有名なリボルバーです。
使用される.44マグナム弾は、もとは狩猟用として開発されたもので、アメリカの法執行関係者は使うこと自体を禁止されていることの多い大口径弾薬です。
タナカからはM29のダーティハリーモデルも発売されています。
「S&W M29 カウンターボアード 6 1/2inch スチール・ジュピター・フィニッシュ DXセット」は、サンフランシスコ市警ポリスバッジが付属し、ダーティハリーのネームプレートつき木箱に入った注文限定品です。

S&W M360J SAKURA

S&W M360J “SAKURA”
S&W M360J “SAKURA” HW
引用:TANAKA WORKS

日本のおまわりさんの愛銃となっているこのリボルバーは、S&W社製の拳銃を日本警察の要請に応じてカスタマイズしたものです。
タナカから発売されているエアガンでは、6ケタの警察管理番号や「SAKURA 360J」の刻印が完全再現されています。

バイオハザードコラボ アンブレラマグナム

東京マルイにもバイオハザードモデルがありましたが、タナカワークスからも同様に、コラボモデルが発売されていたことがあります。
「アンブレラマグナム」は2002年に発売されたバイオシリーズ第5作『バイオハザード0』に登場した兵器で、多国籍企業アンブレラ社が市販の銃をベースに独自開発した対B.O.W(生体兵器)用のマグナムリボルバーです。
当初は6インチバレルが使用されていましたが、後により高初速で命中精度に優れる8インチバレルも開発されました。
タナカのアンブレラマグナムは、6インチと8インチの2種類とも発売されました。
6インチが3600丁、8インチが2400丁の限定販売で、現在は非常に入手し辛くなっているため、高額買取期待商品です。

タナカのモデルガン

タナカワークスでは、エアガンとして発売されている多くの銃が、モデルガンとしても発売されています。
ハンドガンはもとより、ライフルやショットガン、狙撃銃といった、他社からはあまり発売されない長物のモデルガンを豊富に取り揃えているのも特徴で、一味違ったモデルガンが欲しいという人にはオススメです。
また、こうしたモデルガンはもともと数が少ないことと、元の値段が高価であることから、比較的高額買取に結びつきやすいといえます。

二式テラ銃

世界的にみても珍しい分解式のライフルと特徴をもつ二式テラ銃は、日本軍の空挺部隊用に開発された銃です。
銃は中央部分で二分割でき、空挺兵(パラシュート兵)が体に括り付けて降下できるようになっています。
テラとは、挺身落下傘(ていしんらっかさん)用を略したものです。
分割できるというギミックが珍しかったためか、この二式テラ銃はハリウッド映画の小道具として多用されたことでも知られます。
ビルの屋上などで、暗殺者がカバンのなかから分解された狙撃銃を取り出し、標的に狙いを定める、といったシーンで使われているのが二式テラ銃です。
少し古めのハリウッド映画に多く見られ、もしかすると、実際の戦場よりスクリーンの中のほうが活躍したといえるかもしれません。
二式テラ銃は、さすがに分解式のためか、エアガンは発売されておらず、モデルガンオンリーとなっています。
珍しい機構をもつ上に、精鋭空挺部隊が使うライフルとあって、人気も高くなっています。

M1897 Trench Gun

「ウィンチェスター M1897」は、もともとは狩猟用として作られ、実用性の高い連発性ショットガンとしてポピュラーなものでしたが、第一次大戦の塹壕戦で多用されたことから「トレンチ(塹壕)ガン」の愛称で知られる名銃です。
金属製モデルガンの規制によって姿を消してしまったショットガンを、タナカワークスの手によって復活させたもので、リアルな発火アクション、プラスチックとは思えない重厚さと光沢を抑えて使い込まれたような質感を再現した木製銃床が特徴の人気モデルガンです。

U.S.M1A1カービン パラトルーパー

U.S. M1A1 カービン パラトルーパー Ver.2(モデルガン)
U.S. M1A1 カービン パラトルーパー Ver.2(モデルガン)
引用:TANAKA WORKS

カービン銃とは、もともとは騎兵が使うライフルのことで、通常のライフルよりも全長が少し短くなっているのが特徴です。
U.S.M1は1941年にアメリカで開発されたもので、第二次大戦からベトナム戦争まで長きに渡って使用され、日本でもアメリカから貸与されたものが警察予備隊の制式小銃となりました。
M1A1はその空挺部隊用モデルで、折り畳み式のワイヤー銃床が取り付けられています。
タナカのモデルガンでは、再現されたアメリカ陸軍兵器省のマークと、本物のコットン製スリング、リアルな発火ブローバックによってまるで実銃をもっているかのような気分を味わうことができるため、人気の商品となっています。

まとめ~こだわり抜かれたエアガン、モデルガンの数々。タナカワークスの製品はきっと高額買取に結びつきます~

ペガサスシステムを使ったリボルバーや、旧日本軍ものをはじめとするライフルシリーズなど、独自性とリアリティの高い製品がタナカワークスの特徴といえます。
また、現在は少なくなりつつあるモデルガン販売メーカーの一つでもあり、珍しいモデルガンを多数販売しているも魅力です。
高価な製品や、今でも手に入りにくくなってしまったものも多く、買取では高額査定に結びつきやすいメーカーであるといえるでしょう。
もしも、家に不要になったタナカワークスのエアガン、モデルガンが眠っているのなら、この機会に買取に出すことを考えてみてはいかがでしょうか。
いらないと思っていたエアガン、モデルガンに意外な高値がつくことがあるかもしれません。

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