出張買取の賢い使い方! 査定依頼すると良いもの悪いものを徹底解説!

2019.07.10

買取全般

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出張買取の賢い使い方! 査定依頼すると良いもの悪いものを徹底解説!

出張買取は、子育てや介護などで家から離れられない人にも買取が利用できる便利なサービスです。ですが、査定依頼すると損するものも存在します。出張買取を利用するか迷っている人にわかりやすく、特徴と査定依頼すると良いものと悪いものを解説します。

出張買取の特徴とは?

対応エリアが決まっている

出張買取は大体の会社では、買い取った品物を保管する場所や店舗があり、そこから買取依頼先にお伺いするサービスです。そのため、地方や買取店舗の少ない場所では、対応エリア外の可能性があります。

売りたいと思った際は、自分の住んでいる住所が買取対応エリアに指定されている会社を選びましょう。同じ県内でも、特定のエリアのみ対応する会社も多いので、必ず市町村まで確認しましょう。またサイトの情報が自分のエリアを網羅していない場合は、電話で直接問合せてみましょう。

リアル店舗で兼業している場合が多い

出張買取専門の会社も増えてはいますが、出張買取で買い取った品物をリアル店舗でそのまま販売している店舗が多いです。店舗持ち込みだと査定金額UPなどの特典が付く場合もあります。
持ち運べる品物の場合は、店舗への持ち込みも視野に入れると得することもあります。
しかしリアル店舗の場合、スタッフが整っていないと、受付できない時もあります。
また土日など持ち込み買取で込み合う時間帯は受付していない場合もあります。

不用品を無料引き取りしてくれないところが多い

出張買取の場合、一点でも値段が付くと不用品も合わせて引き取りをしてくれるか、買取価格から引き取り費用を引いた金額を支払う買取業者が一般的です。
しかし買取価格が付かないものは、無料で引き取らない業者も存在します。
処分と買取サービスを一緒に提供している会社でも、処分費は請求されるので事前に把握しておくことが大切です。

対応時間が限定的に決まっている

出張買取は、お店の営業時間と関係しています。閉店時間の1時間前には買取受付を終了していますので、夜に依頼をすることが難しい会社がほとんどです。

急な買取も含め、「24時間」受け付けると宣伝しているサイトが増えています。ですが実際は、買取を依頼された品物によって対応が変わることも。依頼された品物が「店舗として価値があるか」や、「いくらくらいになりそうなのか」により、断る業者も多いです。

依頼をするときは、なるべく余裕をもって買取依頼をお願いしましょう。

出張買取で査定依頼すると良いものとは?

持ち運びのできない家具

処分にお金がかかるものは、処分の前に一度買取依頼をしてみよう

出張買取では、自家用車では持ち運べない大型家具を受付しています。北欧家具をはじめとしたブランド家具など、高額品は専門的に取り扱っているお店もあります。処分すると金額が掛かってしまうものなので、処分してしまう前に一度依頼してみましょう。

持ち運ぶのが怖い精密機器、楽器

持ち運びの間に傷が付いて、値段が下がることもなくて安心!

査定依頼するために自宅から持ち運ぶと怖いものがあると思います。特にパソコン周りの周辺機器、楽器のアンプやスピーカーなどは重さもあるうえに、繊細なので素人が一人で持ち運ぶのはかなり大変です。

そんなときも、出張買取を依頼すると、自宅で査定してくれるので、持ち運びの間に傷が付いて値段が下がるということもありません。

購入より5年以内の家電

5年以内のものなら、買取してもらえる可能性は高いです。大型家電は持ち運ぶのが大変なため、出張買取を依頼するのが一番です。お店によって変わりますが、多くの会社では様々な理由から5年以内を指定するところが多いです。

出張買取で査定依頼しないほうが良いものとは?

ブランドの洋服

ブランドの洋服買取を可能としているところは多いですが、出張買取では依頼主の自宅や、玄関などで査定を行います。

そのため、査定環境が完璧には整っていません。状態をきっちりと見極める為の光源、洋服を広げることが出来るスペースの確保などが難しいのです。不十分な状態で査定をするので、ブランド服を強気に値段を付けられません。結果、店頭買取よりも安くつく可能性が実は高いです。

持ち運ぶのが難しいほど大量にあるのではなければ、なるべく持ち込んで店舗で依頼したほうが良いでしょう。

製造より3年以上経過した家電リサイクル法対象品

  • エアコン
  • テレビ(ブラウン管式、液晶・プラズマ式)
  • 冷蔵庫
  • 電気洗濯機・衣類乾燥機

上記の4つの品物が、家電リサイクル法対象です。家電リサイクル法とは、特定の家電を資源として活用することを目的とした国の定めた法令であり、決まった処分方法をしなければいけないものです。そのため、業者でも処分費用が高額になってしまいます。

もしも店頭で売れなかったときの処分費用が高い分、業者側も買取に対してとても慎重なもの。査定基準が厳しく、買取では安めに値段を付ける可能性が高いです。また、不用品処分の専門業者でも、高い処分費を請求してきますので、利用はおすすめできません。

可能であれば、ジモティといった直接やり取りをするサイトを利用するのが効果的。実際に冷蔵庫で利用して4,000円の処分費が、1,000円の儲けに変わることも。品物への需要はあるので、高確率で成立します。

買取にならないノンブランド家具

カジュアルソファ(ツバサ2BR)
カジュアルソファ(ツバサ2BR)
引用:ニトリネット

ノンブランドの大型家具は、処分費を請求される可能性が高いです。何故なら、業者側からすると、買取をしてもそこまで販売金額も高くならず、陳列場所も取るため、良い点がありません。そのため、ブランドを限定していたり、査定が厳しかったりで、値段を付けないケースが多いです。

値段が付かない場合、引き取っても処分する際には粗大ごみとして有料で処分をするのがほとんど。金額になると期待していたのが、逆に処分費を請求されることはよくあります。

例えば、ニトリや、地元のホームセンターで購入した低価格のものは、大体付きません。金額の目安としては、購入金額1万円以下のものが該当します。

値段が1点も付かなくても、出張買取は自宅に来た時点で人件費、運搬費が発生しています。最悪の場合は自宅に来てから金額を請求されるケースもあるので、注意しましょう。

【まとめ】賢く使えばとても便利!依頼する前は細かい確認が大事!

出張買取は、自宅まで来てもらえる便利なサービスです。ただ、実は店頭買取のほうが得することがあるのも、忘れてはいけません。また、様々な理由でトラブルが起こっていることも事実。大体のトラブルは、事前確認で防げます。

査定依頼する際には、「追加で金額の請求がないか?」や「対応している時間について」電話で依頼する時点で細かく確認しておければ、トラブルを回避できます。

注意しておいたほうが良いことを意識しつつ、賢く使い分けて、より快適に利用しましょう。

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